[詩吟用語] 詩吟の『転調』とは

詩吟用語集

先日の記事で、詩吟の音階には「陰旋法」と「陽旋法」の2種類あるというお話をしましたが、句日記のように文章と俳句が一緒になっている吟は「陰旋法」と「陽旋法」を両方使って吟じます(日本詩吟学院の場合)。

例えば、前回の記事で紹介した「老木桜(おいきざくら)」の場合、前半の文章のところは陰旋法で吟じ、下図赤丸のところで陽旋法に切り替えてから、俳句の吟に入ります。この切り替えのことを『転調(てんちょう)』と言います。

老木桜(小林一茶)
図:日本詩吟学院、小林晃 共編「俳諧歌撰」より

日本詩吟学院の場合、以前は課題吟になることがなかったため、転調のある吟をする機会はほとんどありませんでしたが、2~3年前あたりから奥伝などの課題吟として採用されるようになってきたそうです。

前回の記事でご紹介した動画を以下にも掲載させて頂きましたので、上図の教本とあわせて、ぜひご覧ください (^_^)

老木桜 小林一茶